おそるべしファン

2019-01-02

 

箱根駅伝は1区から「ドラマ」があった。大東文化の新井くんという選手が出だしで転倒した。これはLINEニュースにもなったし、夕方のニュースでも散々映像が流されたことだろう。観てないけど。

 

果たしてこの「ドラマ」を1年後に覚えている人がどれほどいるかと考えるとき、母によく言われた「くだらないバラエティとかドラマは明日には忘れてるんだから観なくていいわよ」というセリフを思い出す。たしかにドラマの内容は覚えていないが、このセリフだけは明確に覚えている。不思議なものである。

 

ところで箱根駅伝に出場しているケニアの選手を多く輩出している「ガル高」への関心がやまない。実はケニアの教育制度は8・4・4制であるらしく、実はこれは「ガル中」にあたるらしい。知らないことって山のようにあるんだな。

 

 

仕事は至極順調で、知らない女性のお客さんに「ファンなんです、お願いします」と言われる。

 

「ファンなんです」も分からないが、そのあとの「お願いします」が全く分からない。接客してくださいということなのか、はたまた写真でも撮って欲しいのか。不審だったので、大丈夫ですか?と言って愛想笑いを残しながらエントランスに逃げる。

 

ファンという言葉は便利である。近年は一般人の「インフルエンサー」が増えたことで、ファンという言葉を一般人相手にも使えるようになった気がする。ひとつ間違えればストーカーのような行為もファンなら許されるのか、おそるべしファン。