健康診断の結果にワクワクする子ども

寒さが体に堪える。

 

ヒルナンデスで、芸能人の健康診断、なる企画をやっていた。(どうやら定期的にやっているようだ)

ハリセンボンの2人と椿鬼奴東京03の飯塚がどこかの最先端病院でいろいろな検査をやっていた。

どうやら4人とも大した診断はなかったようで、企画自体は特に面白いものではなかった。

 

尿路結石やら骨粗鬆症やら、色々検査をしていたがその中でも目に留まったのはピロリ菌の検査。数日前に聞いたばかりの話だった。

母によると、母の胃の中にピロリ菌というものがいた、なので君たちの体にもいるだろう、抗生物質を飲んで陰性化したほうがよい、と。

ヒルナンデスが言うには、いるだけで問題があるわけではないが、胃ガンの原因になったりするものらしい。怖い。

 

抗生物質を飲めば大丈夫とのことだが、「胃の中にピロリ菌がいるかもしれない」というふわふわした状態のままどこの病院に行けばちゃんとした検査をしてもらえるのか。なにを言えば抗生物質がもらえるのか。非常に、非常にハードルの高い課題のような気がした。

 

ピロリ菌に限らず、であるが体の中が怖い。酒は浴びるように飲むし毎日煙草を吸うし、弁当やファストフードばかりの生活が続いている。体の中が怖いし、これで正常なら自分の体がもっと怖い。

 

ただ、ちゃんとした健康診断を受けて何か病気や異常が出るのではないか、というちょっとしたワクワク感のようなものも同時に持っていて、これは自分がまだ子供だからなのかな、とも感じる。

 

コンビニの高級なおにぎりには手を出せないが見ているだけでドキドキする、というのもまだ自分が子供だからなのか、と思ったのはファミマの300円の海鮮づくしのおにぎりを眺めている時だったかな。

 

病気の怖さはまだ知らないのだ。